何かを成功させるために苦行は必要か?
何かを成功させるためには
寝ずに働いたり
環境を変えたり
我慢をしたり
とにかく辛い思いをしないと
いけないという風潮がある
苦行に耐えなければ成功しない。
本当にそうなのか?
悟りとは無敵の境地に達すること
無敵の境地とは
どんな不幸でも克服できる状態
どんな不幸でも克服できるということを
証明するために
昔の人は苦行に耐えるということをしだした。
釈迦も悟りを開くためには
苦行に耐えていたが
いつまでたっても悟りは開けず
ある時、苦行が逆効果だと気付く。
身体的苦痛は心と無関係であり
無関係のことに耐えてること自体が
ナンセンスではないかと。
つまり
『辛いことに耐えること』
と
『成功する』
ことは無関係ということ。
だから、敢えて辛いことはしなくても良い。
言い換えると
何かを成功させるために
苦行は必要でも不要でもないということ。
そもそも
本当にやりたいことなら
何かを成功させるためのプロセスを
辛いとは思わないのだろう。
心のどこかで
"やりたいと思わないといけない"
と思い込んでしまっているのかもしれない。
苦行云々の前に
やりたいことが自発的か受動的かを
見極めることをしたほうがよいかもしれない。